鍛う(読み)キタウ

精選版 日本国語大辞典 「鍛う」の意味・読み・例文・類語

きた・うきたふ【鍛】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙
    1. きたえる(鍛)
      1. [初出の実例]「真金あり。鎔(キタ)ひ銷(け)し冶(う)ち錬(ねや)す」(出典:西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)二)
      2. 「三の真国(さねくに)と云ふ鍛冶、〈略〉きたうたる剣なり」(出典:太平記(14C後)三二)
    2. きたえる(鍛)
      1. [初出の実例]「人皆知れり。其海にむかひて多年弁論の術を鍛(キタ)ひし事も」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉政界叢話)
      2. 「小い時から野良仕事に鍛はれて居たものならば」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙きたえる(鍛)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む