デジタル大辞泉
「鍛える」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きた・えるきたへる【鍛】
- 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
[ 文語形 ]きた・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 古くは四段活用。→鍛う ) - ① 熱した金属をくり返し、打ったり液体でひやしたりして、良質のものにする。鍛錬する。
- [初出の実例]「金をきたふるには、先づ其の金を強き炭火の中に入れて赤くやき」(出典:幼学読本(1887)〈西邨貞〉二)
- ② 練習、修練を繰り返し、技術を習得させ、また、身心を強くする。習熟させる。
- [初出の実例]「放埒のなき様によくきたへて下さるならば」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)五)
- ③ ( 転じて ) いじめる。意地悪くする。
- [初出の実例]「やかましくきたへずとも、早く汲でくれろよ」(出典:洒落本・南閨雑話(1773)馴染の体)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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