デジタル大辞泉 「鎮撫」の意味・読み・例文・類語 ちん‐ぶ【鎮×撫】 [名](スル)反乱や暴動などをしずめて、民を安心させること。「騒ぎ立つる人々を―する内に」〈鉄腸・花間鶯〉[類語]鎮圧・鎮定・平定・制圧・鎮める・平らげる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鎮撫」の意味・読み・例文・類語 ちん‐ぶ【鎮撫】 〘 名詞 〙 乱をしずめ、民を安心させること。しずめなだめること。[初出の実例]「雖レ加二鎮撫一、未レ能二安堵一」(出典:続日本紀‐和銅二年(709)一〇月庚戌)「国内を鎮撫せんことに心を用ゆれども」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二編)[その他の文献]〔春秋左伝‐文公一二年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「鎮撫」の読み・字形・画数・意味 【鎮撫】ちんぶ しずめ安んずる。〔左伝、文十二年〕秦伯、西乞をして來聘せしむ。~襄仲、玉を辭して曰く、君、先君の好(よしみ)をれず、魯國に照臨し、其の稷(しやしよく)(国家)を鎭撫し、之れに重ぬるに大を以てす。寡君(くわくん)敢て玉を辭すと。字通「鎮」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報