長事(読み)ナガゴト

デジタル大辞泉 「長事」の意味・読み・例文・類語

なが‐ごと【長事】

長々しい事柄。
「今を春べの顔見せに、日も―の御退屈」〈浄・二枚絵草紙〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長事」の意味・読み・例文・類語

ながい【長】 事(こと)

  1. ながいあいだ。ながらく。長時間長期間
    1. [初出の実例]「永(ナガ)い事被(ねまき)を着かへぬによって」(出典咄本・顔づくし落ばなし(1830‐44頃)一九)

なが‐ごと【長事】

  1. 〘 名詞 〙 長々しい事柄。長い事柄。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「今を春べの顔見せに、日もなが事の御退屈」(出典:浄瑠璃・心中二枚絵草紙(1706頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「長事」の読み・字形・画数・意味

【長事】ちようじ

兄としてつかえる。

字通「長」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android