門戸開放(読み)モンコカイホウ

デジタル大辞泉 「門戸開放」の意味・読み・例文・類語

もんこ‐かいほう〔‐カイハウ〕【門戸開放】

制限をなくし自由に出入りできるようにすること。
港や市場を諸外国に開放して経済活動の制限を撤廃すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「門戸開放」の意味・読み・例文・類語

もんこ‐かいほう‥カイハウ【門戸開放】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 制限を設けないで、出入りを自由にすること。
    1. [初出の実例]「進歩党は一昨日を以て門戸開放の議を決したるが」(出典:東京朝日新聞‐明治三六年(1903)七月一七日)
  3. その国の海港・市場を諸外国の経済的活動のために開放すること。
    1. [初出の実例]「蓋し我が帝国の志望は〈略〉韓国の独立と支那の領土保全及門戸開放にあり」(出典:国民新聞‐明治三七年(1904)一月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「門戸開放」の解説

門戸開放

制限を設けないで、出入りを自由にすること。また、その国の海港・市場を諸外国の経済的活動のために開放すること。

[使用例] 過日小出翁の勅任待遇に進んだのを、御歌所の門戸開放などと言い触らした[渋川玄耳*閑耳目|1908]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android