閉鎖(読み)ヘイサ

デジタル大辞泉 「閉鎖」の意味・読み・例文・類語

へい‐さ【閉鎖】

[名](スル)
出入り口などを閉ざすこと。「表口閉鎖する」「国境閉鎖する」
組織体がその活動機能を停止すること。「工場閉鎖する」「学級閉鎖
内にこもって他のものの立ち入りを許さないこと。
「正直に振舞えばいいのに、彼は自分を―している」〈宮本伸子
[類語]封鎖塞ぐ閉ざす閉める閉じるたてる閉め切るふうずるさえぎはば遮断する閉塞へいそくする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閉鎖」の意味・読み・例文・類語

へい‐さ【閉鎖】

  1. 〘 名詞 〙 とざすこと。また、とじて出入りのできないようにすること。とじて機能を停止すること。⇔開設
    1. [初出の実例]「暫時其室中に閉鎖し」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
    2. 「家塾閉鎖(ヘイサ)の意を」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉二)

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普及版 字通 「閉鎖」の読み・字形・画数・意味

【閉鎖】へいさ

とざす。

字通「閉」の項目を見る

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