間口(読み)マグチ

デジタル大辞泉 「間口」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぐち【間口】

土地・家屋などの正面の幅。表口。「間口二間にけんの店」⇔奥行き
研究事業などの領域。「商売間口を広げる」「間口の広い学者」
[類語]奥行き

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精選版 日本国語大辞典 「間口」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぐち【間口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家屋や地所などの前方に面している部分の幅。表口。⇔奥行き
    1. [初出の実例]「実(げに)や月間口千金の通り町〈芭蕉〉 爰に数ならぬ看板の露〈二葉子〉」(出典:俳諧・江戸通り町(1678)四吟哥僊)
  3. 事業や研究の領域。「間口をひろげる」
    1. [初出の実例]「相変らず博文館で筆を執って居たが、それでも間口(マグチ)は段々広くなると見えて」(出典:駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉一)

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「間口」の解説

まぐち【間口】

正面からみた敷地・家屋などの幅。⇒奥行き

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普及版 字通 「間口」の読み・字形・画数・意味

【間口】かんこう

むだ話。

字通「間」の項目を見る

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リフォーム用語集 「間口」の解説

間口

敷地や建物などを主要な方向から見た場合の、敷地・建物の幅方向。

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