間近(読み)マヂカ

デジタル大辞泉 「間近」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぢか【間近】

[名・形動]間近いこと。また、そのさま。「駅に間近な住居」「正月間近に迫る」
[補説]「真近」「目近」とも書く。
[類語]手近い程近い近い間近いじきすぐ至近近く目前鼻先手が届く指呼しこ咫尺しせき目睫もくしょうかん目と鼻の先身近手近卑近身辺そばかたわわき片方かたえ手もと付近近辺近傍近所最寄りもと足元座右左右手回り身の回り・ついそこ・まのあたり目睫もくしょう面前目の前眼前現前目先鼻面はなづら鼻っつら前面正面真ん前手前先方直前

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精選版 日本国語大辞典 「間近」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぢかあひ‥【間近】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 接近して間の近いさま。まぢか。
    1. [初出の実例]「相近になれば、阿保と秋山と、にっこと打笑ふて、弓手に懸違へ馬手に開き合て」(出典:太平記(14C後)二九)

ま‐ぢか【間近】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 まぢかいさま。すぐ近くであるさま。
    1. [初出の実例]「まぢか如何、答目近也、但あしかきのまちかしといへる間近の義也」(出典:名語記(1275)八)

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