合い釘(読み)アイクギ

デジタル大辞泉 「合い釘」の意味・読み・例文・類語

あい‐くぎ〔あひ‐〕【合い×釘/×釘】

両端のとがった釘。板と板とを継ぎ合わせるのに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「合い釘」の意味・読み・例文・類語

あい‐くぎあひ‥【間釘・合釘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 両端がとがったくぎ。板と板を継ぎ合わせるのに用いる。
    1. [初出の実例]「箱樋のあい釘となるつらら哉〈昌次〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)四)
  3. 物事のつなぎ目をたとえていう。
    1. [初出の実例]「春夏のあひ釘となるうつ木かな〈正重〉」(出典:俳諧・小町踊(1665)夏)

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