関口(読み)セキグチ

デジタル大辞泉 「関口」の意味・読み・例文・類語

せきぐち【関口】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「関口」姓の人物
関口氏心せきぐちうじむね
関口隆吉せきぐちたかよし
関口鯉吉せきぐちりきち

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精選版 日本国語大辞典 「関口」の意味・読み・例文・類語

せきぐち【関口】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙せきぐちりゅう(関口流)」の略。
    1. [初出の実例]「分けて関口は十の気、十の体、十四の裏なんど迚、体術柔においては古今独歩の奥儀司所に」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)六)
  2. [ 2 ] 東京都文京区南西部の地名。江戸時代、神田上水はここで二つに分かれ、一つ上水となり、他の一つは堰が設けられて江戸川神田川)に落ちていたところからの地名。茗荷(みょうが)産地として有名であった。

せきぐち【関口】

  1. 姓氏の一つ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関口」の意味・わかりやすい解説

関口
せきぐち

東京都文京区西部の住宅・商業地区。山手台地に属する目白台と神田川の低地にまたがる。江戸最初の上水道,神田上水の取入口,大洗堰があったのが地名の起源松尾芭蕉が住んだという芭蕉庵跡がある。台地上は高級住宅地。明治の元勲山県有朋邸跡の椿山荘は広い庭園で知られ,現在,レストラン,ホテルとなっている。神田川沿いに江戸川公園がある。

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