闘志(読み)トウシ

デジタル大辞泉 「闘志」の意味・読み・例文・類語

とう‐し【闘志】

戦おうとする意気込み。「闘志がみなぎる」「闘志満々」
[類語]覇気元気活気生気精気神気鋭気壮気威勢景気活力精力気力血気強い気強いたくましい気丈気丈夫気骨気概骨っ節反骨確り心丈夫闘魂胆力度胸糞度胸士気根性負けじ魂負けん気利かん気勝ち気強気向こう意気鼻っ柱鼻っぱし負けず嫌いファイトガッツ

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精選版 日本国語大辞典 「闘志」の意味・読み・例文・類語

とう‐し【闘志】

  1. 〘 名詞 〙 たたかおうとする強いこころ。闘争精神。闘魂。
    1. [初出の実例]「対曰、其陣甚堅〈略〉頗有闘志」(出典日本外史(1827)一七)
    2. 「春風や闘志いだきて丘に立つ」(出典:虚子句集(1915)〈高浜虚子〉春)
    3. 「自衛の必要が英国人の闘志を掻き立てずには措かなかった」(出典:シェイクスピア(1952)〈吉田健一〉)
    4. [その他の文献]〔春秋左伝‐桓公一一年〕

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普及版 字通 「闘志」の読み・字形・画数・意味

【闘志】とうし

戦意。〔六韜略、敵強〕武王曰く、三軍擾亂し、皆散じて走り、士卒志無く、將に守心無し。之れを爲すこと何(いかん)せんと。

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