阻却(読み)ソキャク

デジタル大辞泉 「阻却」の意味・読み・例文・類語

そ‐きゃく【阻却】

[名](スル)しりぞけること。さまたげること。「刑法上の違法性阻却する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「阻却」の意味・読み・例文・類語

そ‐きゃく【阻却】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しりぞけること。さまたげること。
    1. [初出の実例]「相思何与封姨事、阻卻郎船故故遅」(出典:山陽詩鈔(1833)三・戯代校書袖笑憶江辛夷)
  3. 法律用語で、しりぞけること。さまたげること。たとえば、刑法上違法性を阻却する事由があればその行為は違法でなくなる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android