出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
… 文献の上では,《今昔物語集》に記された観音の縁日18日がもっとも早い。平安時代には,阿弥陀,観音,地蔵の信仰が卓越しており,阿弥陀が15日,地蔵が24日となっている。なお《古事談》には,地蔵を8日にしているが,むしろ8日は薬師の縁日が一般的であった。…
…阿弥陀仏の浄土の名。サンスクリットではスカーバティーsukhāvatī。…
…《無量寿経》《大経》とも呼ばれる。浄土教の根本聖典の一つで,《観無量寿経》《阿弥陀経》とともに〈浄土三部経〉を形成する。原題はサンスクリットで《スカーバティービューハSukhāvatīvyūha(極楽の荘厳)》といい,同題の《阿弥陀経》と区別して,〈大スカーバティービューハ〉と呼ぶ。…
…釈迦が手を自在に大きくした話は《西遊記》にあり,孫悟空がひと跳び10万8000里をいく觔斗雲(きんとうん)を駆って,いかに飛んでも釈迦の手掌から出られなかった。仏の手には不思議が多く,阿弥陀如来の手掌には1000本の車の輻(や)がすじとなって交差し,その放つ光は金の水となって畜生を畏怖(いふ)させる。また指間には水かきのような膜があり,指はしなやかで背側に屈曲しても物を握ることができ,指先には吉祥を示す卍(まんじ)印があると源信は教えている(《往生要集》)。…
※「阿弥陀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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