院内遺跡(読み)いんないいせき

日本歴史地名大系 「院内遺跡」の解説

院内遺跡
いんないいせき

[現在地名]豊浜町和田

だい山東麓にあり、すぐ横を吉田よしだ川に合流してひうち灘に流れ込む小川が流れる。海岸から遺跡まではおよそ二キロほどで、かつては遺跡付近まで海岸線が入込んでいたと考えられる。本格的な発掘調査は実施されていないが、昭和一〇年(一九三五)頃から土器が表面採集されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android