陰干・陰乾(読み)かげぼし

精選版 日本国語大辞典 「陰干・陰乾」の意味・読み・例文・類語

かげ‐ぼし【陰干・陰乾】

〘名〙 直接に日光に当てないで、日陰で風に当ててかわかすこと。
今昔(1120頃か)四「其の薬を造る様は、寄生(やどりき)五寸に切て陰干(かげぼし)に百日干て」
浮世草子西鶴置土産(1693)二「影(カゲ)ぼしのたばこ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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