陸実(読み)くが みのる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「陸実」の解説

陸実 くが-みのる

陸羯南(くが-かつなん)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の陸実の言及

【陸羯南】より

…明治の新聞記者,国粋主義者。名は実,羯南は号。弘前藩下級士族中田氏の出,のち徴兵逃れのため陸姓を名のる。東奥義塾をへて1874年宮城師範学校に入る。76年中退,上京して司法省法学校に入るが,賄征伐(まかないせいばつ)に関連して79年原敬らとともに退学する。《青森新聞》,紋別製糖所に勤めた後,81年に上京,83年太政官文書局に入り,内閣制創設とともに内閣官報局編輯課長となる。この前後,井上毅らの知遇を得,フランスの反革命主義者J.M.deメーストルの書物を《主権原論》の題で翻訳出版する。…

※「陸実」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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