精選版 日本国語大辞典 「雑務」の意味・読み・例文・類語
ぞう‐む ザフ‥【雑務】
〘名〙
※続日本紀‐和銅六年(713)九月己卯「大宝元年始建二館舎一、雑務公文、一准二郡例一」
② 特に、広く訴訟の事務一般をいう。
※吾妻鏡‐文治三年(1187)一〇月五日「向後云二庄務一、云二雑務一、一事以上、可レ従二彼尼下知一之由、所レ被二仰下一也」
③ =ぞうむさた(雑務沙汰)②
※吾妻鏡‐宝治二年(1248)五月二〇日「就二雑務等事一、有下被二定下一之篇目上。雑人訴訟事、雖レ下二度々奉書一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報