離隔(読み)リカク

デジタル大辞泉 「離隔」の意味・読み・例文・類語

り‐かく【離隔】

[名](スル)離れへだたること。また、引き離してへだてること。隔離
夫婦の間の、心の―を」〈里見弴・安城家の兄弟
[類語]離す離れる隔たる遠ざかる遠のく隔絶遊離乖離かいり去る出るける外すあとにする隔てる遠ざける隔離する分かれる割れる外れる分離離脱分裂分解解体独立分ける分割四分五裂切り離す断ち切るちぎれる張り裂ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「離隔」の意味・読み・例文・類語

り‐かく【離隔】

  1. 〘 名詞 〙 はなれへだたること。また、遠く隔たるように引き離すこと。隔離。
    1. [初出の実例]「唯恨居城市、離隔毎相念」(出典:山陽詩鈔(1833)二・余愛東山秀色毎日行飯上銅駝橋望之〈略〉帰家足之成十六韻)
    2. 「県庁より離隔したる地に」(出典:地方官会議日誌‐六・明治八年(1875)六月二八日)
    3. [その他の文献]〔曹植‐離友詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「離隔」の読み・字形・画数・意味

【離隔】りかく

はなれる。

字通「離」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android