雲級(読み)うんきゅう

精選版 日本国語大辞典 「雲級」の意味・読み・例文・類語

うん‐きゅう ‥キフ【雲級】

〘名〙 万国共通の雲の分類型式。雲の形を、出現する高度発達仕方により、巻雲巻積雲巻層雲高積雲高層雲層積雲層雲乱層雲積雲積乱雲の一〇種に分けたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「雲級」の意味・読み・例文・類語

うん‐きゅう〔‐キフ〕【雲級】

雲の高さや形による世界共通の分類。巻雲けんうん巻積雲巻層雲高積雲高層雲乱層雲層積雲層雲積雲積乱雲の10種とする。十種雲形
[補説]雲の分類(十種雲級表)
雲級(略号)主な俗称
巻雲Ci筋雲
巻積雲Ccうろこ雲、さば雲、いわし雲、まだら
巻層雲Cs薄雲
高積雲Ac羊雲、斑雲、むら
高層雲Asおぼろ
乱層雲Ns雨雲、雪雲
層積雲Sc曇り雲、うね雲、叢雲
層雲St霧雲
積雲Cu綿雲、積み雲
積乱雲Cb雷雲入道雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android