精選版 日本国語大辞典 「電光」の意味・読み・例文・類語
でん‐こう ‥クヮウ【電光】
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雷放電に伴って大気中の放電路が発する光のこと。稲光(いなびかり)、稲妻(いなずま)ともいう。肉眼では電光は放電路の全長にわたって一瞬のうちに光るように見えるが、特殊カメラの撮影によると、実は雲から電光が伸びてきて地面に近づいた瞬間に、強い電光が地面から雲に向かって同じ道を上昇する。そして通常の落雷ではこのような雲と地面の間の電光の往復が数回繰り返される多重雷撃などがわかり、10キロメートルにも及ぶ長大な放電路の形成過程が解明された。
また電光の形について分類された名称がいくつかある。普通に見られるのが樹枝状電光で、地面にまで到達しない枝分れが主幹についている。リボン電光とよばれるのは相似形の電光が何本か横並びに見えるもので、多重雷撃の放電路が強風により流されたためと考えられている。放電路が遠方であるか、雲に隠れて見えないときには、空の一部が電光に映えて明滅する。これは幕電とよばれる。
[三崎方郎]
『竹内利雄著『雷放電現象』(1987・名古屋大学出版会)』▽『速水敏幸著『謎だらけ・雷の科学――高電圧と放電の初歩の初歩』(1996・講談社)』▽『北川信一郎・河崎善一郎・三浦和彦・道本光一郎編著『大気電気学』(1996・東海大学出版会)』▽『北川信一郎著『雷と雷雲の科学――雷から身を守るには』(2001・森北出版)』▽『日本大気電気学会編『大気電気学概論』(2003・コロナ社)』
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