霊場(読み)レイジョウ

デジタル大辞泉 「霊場」の意味・読み・例文・類語

れい‐じょう〔‐ヂヤウ〕【霊場】

霊地れいち」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「霊場」の意味・読み・例文・類語

れい‐じょう‥ヂャウ【霊場】

  1. 〘 名詞 〙れいち(霊地)
    1. [初出の実例]「上下の親俗をすすめて上品蓮台にあゆみをはこび、等妙覚王の霊場をたてんと也」(出典:平家物語(13C前)五)
    2. [その他の文献]〔李嶠‐汾陰行〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「霊場」の意味・わかりやすい解説

霊場
れいじょう

宗教的な霊験のある場所インドではティールタ tīrthaといわれ,聖なるところとして巡礼される。日本でも由緒のある神社仏閣西国三十三所四国八十八ヵ所などは霊場と呼ばれる。

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改訂新版 世界大百科事典 「霊場」の意味・わかりやすい解説

霊場 (れいじょう)

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普及版 字通 「霊場」の読み・字形・画数・意味

【霊場】れいじよう

聖地

字通「霊」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の霊場の言及

【巡礼】より

…聖地や霊場を順に参拝して信仰を深め,心身のよみがえりと新生の体験また利益(りやく)を得るための宗教行為。参拝場所は宗教の発祥地,本山の所在地,聖者や聖人の居住地や墓,奇跡や霊験を伝える場所などであり,それらを順拝することを通して祈願の成就と贖罪(しよくざい)や滅罪の効果を期待する。…

※「霊場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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