デジタル大辞泉
「青森平野」の意味・読み・例文・類語
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あおもりへいや【青森平野】
青森県の中央部に位置し,青森湾に面する平野。東は夏泊(なつどまり)半島南西部まで,西は津軽半島東岸の蟹田町付近までを含む沖積平野で,面積170km2。南部は八甲田火山噴出の石英安山岩質溶結凝灰岩からなる台地で,それが平野の基盤層となっている。この台地を開析しながら荒川,駒込川,野内(のない)川などの河川が北流し,下流部に青森平野を形成した。青森市油川から蟹田町に至る海岸平野は新田(にいだ)川,内真部(うちまつぺ)川,阿弥陀川などによって形成された。
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青森平野
あおもりへいや
青森県の中央部にある平野。面積170平方キロメートル。東は夏泊(なつどまり)半島南西端の浅虫(あさむし)付近、西は津軽半島東岸の東津軽(ひがしつがる)郡外ヶ浜(そとがはま)町付近までで、青森湾を囲んで半月状をしている。平野は低平で、荒川、駒込(こまごめ)川、野内(のない)川が南方の台地を開析しながら北流し、青森湾に注ぐ。平野の中心は青森市街であるが、周辺部は水田が広がっている。
[横山 弘]
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青森平野
あおもりへいや
青森県中央部,青森市街を中心に青森湾を半円形に囲む平野。面積約 170km2。南の八甲田火山群に発する野内,駒込,荒川などの諸河川がつくった沖積平野。平野部は水田地帯で,南側の山麓地帯ではリンゴを栽培。平野は全域が青森市に含まれ,北東に浅虫温泉,南の台地上に青森空港がある。
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青森平野【あおもりへいや】
青森県北部,青森湾に臨む沖積平野。全域青森市に属し,面積約170km2。八甲田火山群から流出する荒川,駒込川などの運搬土砂により埋め立てられ,三日月形の平面形をもつ。南側の山麓一帯ではリンゴが栽培され,沖積地は水田地帯をなす。
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