青焼(読み)アオヤキ

デジタル大辞泉 「青焼」の意味・読み・例文・類語

あお‐やき〔あを‐〕【青焼(き)】

青写真。特に、オフセットグラビア印刷で、校正に用いる淡青色の地に濃青色印画あい焼き。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青焼」の意味・読み・例文・類語

あお‐やきあを‥【青焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あおじゃしん(青写真)
    1. [初出の実例]「赤で書かれると、資料を青焼きする時に、そのまま出てしまうのです」(出典:時間(1969)〈黒井千次〉三)
  3. 特に、グラビアやオフセット印刷などの校正に使用する青写真。または、凸版写真版の本校正刷りの前に便宜的に出す試験焼きのこと。藍焼き。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android