非挙(読み)ヒキョ

デジタル大辞泉 「非挙」の意味・読み・例文・類語

ひ‐きょ【非挙】

よくない行為非行
「友は甚しく之を―とし」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉

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精選版 日本国語大辞典 「非挙」の意味・読み・例文・類語

ひ‐きょ【非挙】

  1. 〘 名詞 〙 よくない行為や企て。
    1. [初出の実例]「荷物中に身を蔵(かく)して、共に洋行せん心なりしに、友は甚しく之を非挙(ヒキョ)とし」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉七)

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