風姿(読み)フウシ

デジタル大辞泉 「風姿」の意味・読み・例文・類語

ふう‐し【風姿】

姿。かたち。みなり。風采
和歌連歌能楽などの芸術的美を表現した姿。風体ふうてい
見所より見る所の―は我が離見なり」〈花鏡
[類語]姿身なり恰好容姿風采様子外形外見外面外貌輪郭かたち形状姿形すがたかたちなりなりかたちなりふり服装風体ふうていスタイル姿勢姿態体勢かた振りポーズ身振り所作しぐさ素振り思わせ振り演技ジェスチャー

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精選版 日本国語大辞典 「風姿」の意味・読み・例文・類語

ふう‐し【風姿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すがたかたち。風采。
    1. [初出の実例]「為人偉雅、風姿特秀」(出典家伝(760頃)上)
    2. [その他の文献]〔晉書‐王衍伝〕
  3. 中世以降の芸術論で、和歌・連歌・能楽などの芸術表現における、表現された姿。風体(ふうてい)
    1. [初出の実例]「見所より見る所の風姿は、我が離見也」(出典:花鏡(1424)舞声為根)

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普及版 字通 「風姿」の読み・字形・画数・意味

【風姿】ふうし

ようす。

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