飛語(読み)ヒゴ

デジタル大辞泉 「飛語」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ご【飛語/×蜚語】

根拠のないうわさデマ。「―が飛びかう」「流言―」
[類語]風聞風説風評風声ふうせい風の便り評判世評取り沙汰ざた下馬評巷説こうせつ浮説流説流言流言飛語虚説空言俗言前評判デマゴシップ口承噂話作り話虚聞虚伝都市伝説

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精選版 日本国語大辞典 「飛語」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ご【飛語・蜚語】

  1. 〘 名詞 〙 根拠のないうわさ。飛言。デマ。「流言飛語」
    1. [初出の実例]「近得飛語云、彼吏或撃目閉口、似時之人」(出典日本文徳天皇実録‐仁寿二年(852)二月乙巳)
    2. [その他の文献]〔漢書‐灌夫伝〕

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普及版 字通 「飛語」の読み・字形・画数・意味

【飛語】ひご

流言。〔漢書夫伝〕(竇)嬰(とうえい)の先の詔を矯(た)むるの(がい)し、罪、市に當すと。~議、死せざるに定まる。乃ち飛語り、惡言を爲して上(しやう)に聞(ぶん)す。故に十二(くわい)を以て、論じて渭市す

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