首を長くする(読み)クビヲナガクスル

デジタル大辞泉 「首を長くする」の意味・読み・例文・類語

くびながく◦する

期待して待ち焦がれる。「返事を―◦して待つ」
[類語]待つ待ち構える待ち受ける控え控える待ち設ける待ち伏せる待ち侘びる待ちあぐむ待ちあぐねる待ちくたびれる待ち明かす待ち伏せ待ちぼうけ待機心待ち鶴首満を持す手薬煉てぐすね引く爪を研ぐ身構える身構えスタンバイ待ち兼ねる待望切望熱望希求願う一日千秋腕をさする腕を撫すしびれを切らすそわそわ待てど暮らせど待ち遠しい待ちどお待ち望む待ち焦がれる待ち切れない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首を長くする」の意味・読み・例文・類語

くび【首】 を 長(なが)くする

  1. 望み、期待が早く実現してほしいと思いながら待つ。待ち焦がれる。首をのばす。首をのぶ。鶴首(かくしゅ)する。
    1. [初出の実例]「先刻(さっきっ)から首(クビ)を長(ナガ)くして、モウ帰(けへ)るか」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android