首唱(読み)シュショウ

デジタル大辞泉 「首唱」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょう〔‐シヤウ〕【首唱】

[名](スル)いちばん先に言い出すこと。「殖産興業首唱する」
[類語]提唱主唱

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精選版 日本国語大辞典 「首唱」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょう‥シャウ【首唱・首倡】

  1. 〘 名詞 〙 一番さきに言い出すこと。まっさきに唱えること。また、その人。
    1. [初出の実例]「我公首唱行長策 正是安民活国年」(出典:真愚稿(1422頃か)次栖鳳軒因時事言懐韻)
    2. 「社中にて、誰いふともなく蘭学といへる新名を首唱し」(出典:蘭東事始(1815)下)
    3. [その他の文献]〔南史‐傅亮伝〕

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普及版 字通 「首唱」の読み・字形・画数・意味

【首唱】しゆしよう(しやう)

まっ先にとなえる。〔後漢書伝〕(ゐく)乃ち(曹)操にめて曰く、~天子塵(もうぢん)(都落ち)せしより、將軍、首として義兵を唱ふ。徒(た)だ山東の擾亂するを以て、未だく赴くに遑(いとま)あらざるのみ。~乃ち心王室に在らざる無し。

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