駟の隙を過ぐるが如し(読み)シノゲキヲスグルガゴトシ

デジタル大辞泉 「駟の隙を過ぐるが如し」の意味・読み・例文・類語

げきぐるがごと

《「礼記」三年問から》時の流れは、4頭立ての馬車が走り過ぎるのを、戸のすきま越しにのぞき見るようなものである。月日がたちまちに過ぎていくことのたとえ。
[類語]白駒はっくげきを過ぐるが如しこま足掻あが光陰矢の如し歳月流るる如し歳月人を待たず時は人を待たず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駟の隙を過ぐるが如し」の意味・読み・例文・類語

し【駟】 の 隙(げき)を過(す)ぐるが如(ごと)

  1. 四頭だての馬車が、戸の隙間のむこうを一瞬に走り過ぎるようだ。月日の経過の早いことにたとえる。〔礼記‐三年問〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android