騙取(読み)ヘンシュ

デジタル大辞泉 「騙取」の意味・読み・例文・類語

へん‐しゅ【×騙取】

[名](スル)人をだまして金品などを取ること。かたり取ること。詐取
贅沢品ぜいたくひんなど窃盗強奪―するに」〈露伴・新浦島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「騙取」の意味・読み・例文・類語

へん‐しゅ【騙取】

  1. 〘 名詞 〙 だまし取ること。人をだまして財貨を取ること。
    1. [初出の実例]「金五十円を騙取し」(出典:東京日日新聞‐明治二六年(1893)一二月三〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android