驚怖(読み)キョウフ

デジタル大辞泉 「驚怖」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふ〔キヤウ‐〕【驚怖】

[名](スル)おどろき恐れること。「大自然の摂理驚怖の念を抱く」

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精選版 日本国語大辞典 「驚怖」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふキャウ‥【驚怖】

  1. 〘 名詞 〙 驚き恐れること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「或は人を驚怖せしめんとして曰」(出典:遁花秘訣(1820)牛痘の種法を拒み誹謗するの弁)
    2. [その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕

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普及版 字通 「驚怖」の読み・字形・画数・意味

【驚怖】きよう(きやう)ふ

驚きおそれる。〔荘子、逍遥遊〕吾(われ)言を接輿(せふよ)に聞くに、大にして當(そこ)無く、いて反らず。吾其の言に怖す。

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