高橋 広湖(読み)タカハシ コウコ

20世紀日本人名事典 「高橋 広湖」の解説

高橋 広湖
タカハシ コウコ

明治期の風俗画家



生年
明治8年6月18日(1875年)

没年
明治45(1912)年6月2日

出生地
熊本県山鹿

本名
高橋 久馬記

経歴
父は細川候に仕えた画家浦田雪翁。父に雲谷派を学び、のち南宗画を学ぶ。21歳で上京し松本楓湖入門、広湖と号した。のち、もと名妓今紫の養子となり高橋姓を継いだ。明治38年「都美様図」を巽画会に出品して好評を博し、40年「蒙古襲来図」を博覧会に出し銀牌を得た。歴史画を得意とし、巽画会の重鎮として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「高橋 広湖」の解説

高橋 広湖 (たかはし こうこ)

生年月日:1875年6月18日
明治時代の日本画家
1912年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android