高配(読み)コウハイ

デジタル大辞泉 「高配」の意味・読み・例文・類語

こう‐はい〔カウ‐〕【高配】

他人を敬って、その心配りをいう語。「御高配を賜りありがとう存じます」
[類語]心配り配慮気配り心遣い気遣い心掛け顧慮細心気兼ね屈託心配注意目配り気遣う気を遣う気を利かせる気を配る心を配る心を砕く目が届く行き届く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高配」の意味・読み・例文・類語

こう‐はいカウ‥【高配】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他人を敬って、その心くばりをいう語。「御高配」の形で用いる。
    1. [初出の実例]「どうぞ、出羽守サメの御高配を、お汲みとり下さいますやうに…」(出典:唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉六)
  3. こうはいとう(高配当)」の略。
    1. [初出の実例]「会社当事者は今期、尚、三割の高配(カウハイ)を予想してゐるではないか」(出典:新種族ノラ(1930)〈吉行エイスケ〉断髪女を連れて航空港をご出発)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android