鳥取(読み)とっとり

精選版 日本国語大辞典 「鳥取」の意味・読み・例文・類語

とっとり【鳥取】

[一] 鳥取県東部の地名日本海に注ぐ千代(せんだい)川の下流域にある。天正元年(一五七三山名氏城下町となり、江戸時代は池田氏三二万石の城下町として繁栄。現在は県東部を後背地とする商工業都市。鳥取砂丘・鳥取城址などがある。県庁所在地。明治二二年(一八八九)市制。

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デジタル大辞泉 「鳥取」の意味・読み・例文・類語

とっとり【鳥取】

中国地方日本海に面する県。もと因幡いなば伯耆ほうきの2国にあたる。人口58.8万(2010)。
鳥取県東部の市。県庁所在地。もと池田氏の城下町。商業機械工業が盛ん。鳥取温泉鳥取砂丘がある。平成16年(2004)11月に周辺8町村を編入。人口19.7万(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「鳥取」の意味・わかりやすい解説

鳥取
とっとり

北海道東部、釧路(くしろ)市の一地区。1949年(昭和24)釧路市合併。1884年(明治17)から翌年にかけて、鳥取士族105戸、513人が入植し、開拓に従事したことから、この地名が生まれた。大正年間から製紙工場も置かれた。釧路川西岸一帯を占め、現在の釧路市街地の一部を構成している。

[進藤賢一]

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