(読み)メイ

デジタル大辞泉 「鳴」の意味・読み・例文・類語

めい【鳴】[漢字項目]

[音]メイ(漢) ミョウ(ミャウ)(呉) [訓]なく なる ならす
学習漢字]2年
鳥・獣・虫がなく。「鳴禽めいきん鶏鳴悲鳴鹿鳴ろくめい
物が音を発する。なる。ならす。「鳴動鳴弦共鳴吹鳴雷鳴奏鳴曲
意見を唱える。「百家争鳴
[名のり]なき・なり
難読鳴子なるこ鳴門なると馬鳴めみょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳴」の意味・読み・例文・類語

なり【鳴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「なる(鳴)」の連用形名詞化 ) 鳴ること。音を立てること。また、その音。ひびき。こえ。
    1. [初出の実例]「クガ カイシャウ ノ テキ ミカタ フナバタヲ タタキ、エビラヲ タタキ、〈略〉シバシワ narimo(ナリモ) シヅマラナンダ」(出典:天草本平家(1592)四)

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