鴨自物(読み)かもじもの

精選版 日本国語大辞典 「鴨自物」の意味・読み・例文・類語

かも‐じもの【鴨自物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は「のようなもの」の意の接尾語 ) 鴨のようなもの。多く、鴨というもののようにの意で、副詞的に「浮く」「浮寝」などの語を修飾する。
    1. [初出の実例]「可母自毛能(カモジモノ)浮寝をすればみなのわたか黒き髪に露そ置きにける」(出典万葉集(8C後)一五・三六四九)

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