鶯色(読み)ウグイスイロ

関連語 名詞 鶯茶

色名がわかる辞典 「鶯色」の解説

うぐいすいろ【鶯色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「くすんだ黄緑」としている。一般に、ウグイスの羽の色をさし、やや濃いめの黄緑色江戸時代から染色の色としてよく用いられた。アオエンドウを煮た鶯豆ヨモギなどを混ぜた鶯餠の色が典型的。ウグイスはスズメ目ウグイス科の小鳥で、春に美しい鳴き声を聴かせてくれることから「春告鳥」とも呼ばれる。現代で春を感じさせる色として用いるときは、新緑イメージもあって、やや薄く明るい色にすることがある。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む