鷹司(読み)タカツカサ

デジタル大辞泉 「鷹司」の意味・読み・例文・類語

たかつかさ【鷹司】

五摂家の一。鎌倉中期、近衛家実の四男兼平が京都の鷹司室町に住んだのに始まる。子孫摂政関白世襲

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精選版 日本国語大辞典 「鷹司」の意味・読み・例文・類語

たかつかさ【鷹司】

  1. 五摂家の一つ。藤原姓。近衛家実の子兼平を祖とする。兼平邸が鷹司室町に所在したため鷹司氏を称す。兼平は建長四年(一二五二)摂政となり、ついで関白となる。以後、子孫は相次いで摂政・関白となり、明治に至る。

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