鷹司(読み)タカツカサ

デジタル大辞泉 「鷹司」の意味・読み・例文・類語

たかつかさ【鷹司】

五摂家の一。鎌倉中期、近衛家実の四男兼平が京都の鷹司室町に住んだのに始まる。子孫摂政関白世襲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鷹司」の意味・読み・例文・類語

たかつかさ【鷹司】

  1. 五摂家の一つ。藤原姓。近衛家実の子兼平を祖とする。兼平邸が鷹司室町に所在したため鷹司氏を称す。兼平は建長四年(一二五二)摂政となり、ついで関白となる。以後、子孫は相次いで摂政・関白となり、明治に至る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android