精選版 日本国語大辞典 「鹿の角を蜂が刺す」の意味・読み・例文・類語
しし【鹿】 の 角(つの)を蜂(はち)が刺(さ)す
(かたい鹿の角などを蜂が刺しても、鹿は何とも感じないところから) 全く感じないで平気でいる。いっこうに手ごたえがない。なんの痛痒(つうよう)も感じない。蛙の面(つら)へ水。のれんに腕押し。しかの角を蜂がさす。
※虎明本狂言・梟(室町末‐近世初)「ししのつのをはちがさひたやうにして、やくたいがなひ」
しか【鹿】 の 角(つの)を蜂(はち)が刺(さ)す
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