麻縄(読み)アサナワ

デジタル大辞泉 「麻縄」の意味・読み・例文・類語

あさ‐なわ〔‐なは〕【麻縄】

麻糸をより合わせた縄。

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精選版 日本国語大辞典 「麻縄」の意味・読み・例文・類語

お‐なわをなは【麻縄】

  1. 〘 名詞 〙 麻糸をよって作った縄。苧綱(おづな)
    1. [初出の実例]「唯麻紲(ヲナハ)二十尋(ひろ)、水瓶一口のみを以て別れ去く〈国会図書館本訓釈 麻 乎、紲 奈波〉」(出典日本霊異記(810‐824)下)

あさ‐なわ‥なは【麻縄】

  1. 〘 名詞 〙 麻糸を縒(よ)り合わせて作った縄。
    1. [初出の実例]「引き上げさせて開き見るに、麻索(アサナハ)もて首を締めたる、男の死骸でありしかば」(出典:人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)五)

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普及版 字通 「麻縄」の読み・字形・画数・意味

【麻縄】まじよう

麻なわ。

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