黍稷(読み)ショショク

デジタル大辞泉 「黍稷」の意味・読み・例文・類語

しょ‐しょく【××稷】

モチキビとウルチキビ。転じて、五穀

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精選版 日本国語大辞典 「黍稷」の意味・読み・例文・類語

しょ‐しょく【黍稷】

  1. 〘 名詞 〙 もちきびとうるきび。また、きびとあわ。転じて、五穀の称。
    1. [初出の実例]「去年、黍稷之遇炎旱矣、民戸殆無天」(出典本朝文粋(1060頃)二・改元詔〈慶滋保胤〉)
    2. [その他の文献]〔書経‐盤庚〕

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普及版 字通 「黍稷」の読み・字形・画数・意味

【黍稷】しよしよく

もちきびと、うるちきび。〔儀礼、士昏礼〕中に饌す。(けいしやう)二豆、(そかい)四豆、(あは)せて之れに巾す。黍稷四敦(たい)、皆蓋(ふた)す。

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