鼻面(読み)ハナヅラ

デジタル大辞泉 「鼻面」の意味・読み・例文・類語

はな‐づら【鼻面】

鼻の先端鼻先。はなっつら。
[類語]鼻先まのあたり面前目の前眼前現前目先目前鼻っつら前面正面真ん前手前先方直前目と鼻の先手近い程近い近い間近い間近じきすぐ至近近く手が届く指呼しこ咫尺しせき目睫もくしょう目睫もくしょうかん身近手近卑近身辺そば傍ら手元付近近辺近傍近所最寄りもと足元座右左右手回り身の回り

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精選版 日本国語大辞典 「鼻面」の意味・読み・例文・類語

はなっ‐つら【鼻面】

  1. 〘 名詞 〙 「はなづら(鼻面)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「脇差を太郎が鼻の先へ出す。『エエ、コレ、鼻(ハナ)っつらが危ない』」(出典歌舞伎・戻橋脊御摂(1813)四立返し)

はな‐づら【鼻面】

  1. 〘 名詞 〙 鼻の先端。はなさき。はなっぱし。
    1. [初出の実例]「どうしてまたアノ侍の鼻面(ハナヅラ)へ、丁度杖を突懸けたらう」(出典:滑稽本八笑人(1820‐49)初)

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