2ちゃんねる(読み)ニチャンネル

日本大百科全書(ニッポニカ) 「2ちゃんねる」の意味・わかりやすい解説

2ちゃんねる
にちゃんねる

日本最大規模インターネット掲示板(BBS=bulletin board system)。略して「2ちゃん」「2ch」とも書く。1999年(平成11)に西村博之(1976― )が開設時事問題から趣味、違法な行為にまで及ぶ幅広い話題を、匿名で自由に投稿ができる場として人気を博し、利用者が激増した。カテゴリとよばれる分野ごとに、板(いた)とよばれる大もとの掲示板が用意されており、そこから話題ごとに、利用者によって「スレッドスレ)」という下位の掲示板がつくられ、それぞれに書き込みがなされる仕組みである。すべての掲示板が常時利用されているわけではないが、多くのスレッドのある板が数百も集まった状態になっている。利用者は匿名の「名無(なな)しさん」という名前で投稿するのが基本的な使い方とされ、投稿内容はだれのものかもわからないまま、有用、無用にかかわらずやりとりが積み重なっていく独特の交流が行われている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「2ちゃんねる」の解説

にちゃんねる【2ちゃんねる】

多数電子掲示板で構成するウェブサイト。平成11年(1999)に開設され、その規模と利用者数は日本最大級とされる。さまざまなテーマを扱う「板(いた)」と呼ばれる掲示板に、それぞれスレッドというトピック別に作成された小さな掲示板が集まっている。発言者は匿名による投稿が可能。そのため、誹謗中傷などが問題となることもある。◇略して「2ちゃん」ともいう。また、略して「2ch」とも書く。

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