3K(読み)サンケー

デジタル大辞泉 「3K」の意味・読み・例文・類語

さん‐ケー【3K】[kitsui+kitanai+kiken]

《きつい(kitsui)、汚い(kitanai)、危険(kiken)の頭文字から》俗に、労働環境の悪い職業をいう語。
[補説]近年、Kの一つを「給料(kyūryō)が安い」「残業が多く帰れない(kaerenai)」などに差し替えて、「新3K」とすることもある。

さん‐ケー【3K】[kōtsūhi+kōkokuhi+kōsaihi]

交通費(kōtsūhi)、広告費(kōkokuhi)、交際費(kōsaihi)の頭文字から》企業経費うち経営不振や不況の際に削減されることの多い三つを挙げたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「3K」の意味・わかりやすい解説

3K
さんケー

一般によく用いられる 3Kとは「きつい,汚い,危険」と,若者に嫌われる職場をさすが,政治の場面で用いられるときは「国際平和,国際協力,国際貢献」を意味する。 1992年,PKO協力法審議の際に急浮上した言葉。また,「国鉄コメ健保」という財政を圧迫していた3本柱をさす場合もあった。

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