精選版 日本国語大辞典 「CIS」の意味・読み・例文・類語
シー‐アイ‐エス【CIS】
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旧ソビエト連邦の構成共和国で形成された国家連合の独立国家共同体Commonwealth of Independent Statesの略称。本部はベラルーシの首都ミンスクに置かれる。1991年12月、バルト三国とジョージア(グルジア)を除いたロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、キルギスタン(現、キルギス)、モルドバ、アゼルバイジャン、アルメニアの11か国によって共同体創設のための議定書調印が行われた。これによってソ連は消滅した。1993年12月にはジョージアが加わり12か国となったが、ウクライナ(1993年)とトルクメニスタン(1994年)は客員参加国に変更となった。さらにジョージアが2009年に脱退、ウクライナも2014年に脱退宣言を行ったため、2015年時点での正式参加国数は9。EU(ヨーロッパ連合)型地域同盟を目ざしており、加盟国の最高指導者で構成される首脳会議が最高意思決定機関である。加盟国は平等であり、かつ互いに領土の不可侵を定めている。核兵器の統一管理、共同経済地域の設立などを目標としているが、核兵器以外は成果があまりみられていない。加盟国の中心であるロシアは、北大西洋条約機構(NATO)の東方進出に対抗してCISの結束を強化したい意向であるが、各国の利害が一致せず、形骸化の傾向がみられる。
[編集部]
大学史・科学史国際センター。通称はチス。1988年のボローニャ大学(イタリア)の九百年祭を記念して,世界の諸大学の連携を図ることを目的に,90年に同大学に設立された。具体的な活動目標として,大学史・科学技術史・高等教育制度史の研究の推進,研究・教授のための他国研究者の招聘,セミナー等を通じて大学の過去と未来に関する比較研究の推進を掲げている。1991年9月にヨーロッパ大学学長会議との共催で「大学と科学:歴史的・現代的見通し」に関する国際会議を開催した。この会議で,当時計画中であった大学史研究の記念碑的集成である『ヨーロッパ大学史』全4巻についての議論がおこなわれ,同書は翌年からケンブリッジ大学出版局から出版された。本組織は,人文諸学と自然科学を分離させることなく関連させて,大学史と科学史の総合的な研究を推進する点に特徴があり,ニュースレター『ウニヴェルシタス』を刊行している。
著者: 児玉善仁
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…この種の異性体の最初の例は,J.A.ウィスリツェヌスが87年に報告したフマル酸とマレイン酸であった。マレイン酸は加熱すると容易に水を失って無水マレイン酸になるのに対して,フマル酸は強熱しない限り水を失わず,そのうえ脱水生成物は無水マレイン酸であることから,二つのカルボキシル基が二重結合の同じ側にくるものをシスcis型,反対側にくるものをトランスtrans型と呼ぶようになった。 幾何異性体ないしシス‐トランス異性体は光学異性体と異なり,異性体間の物理的・化学的性質に著しい差がある場合が多いため,両者を分離することは比較的容易である。…
…略称CI。コーポレート・アイデンティティ・システム(略称CIS)ともいう。企業などの団体が,自己の存在意義を明らかにし,社会におけるあり方を計画的に規定し演出していく一連の活動を指す。…
※「CIS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
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