IETF(読み)アイイーティーエフ(英語表記)Internet Engineering Task Force

デジタル大辞泉 「IETF」の意味・読み・例文・類語

アイ‐イー‐ティー‐エフ【IETF】[Internet Engineering Task Force]

Internet Engineering Task Forceインターネットで利用される各種技術の標準化を進めている国際組織。策定された仕様RFCとよばれ、広く公開される。IPTCPPOP3SMTPなどの仕様が策定された。

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図書館情報学用語辞典 第5版 「IETF」の解説

IETF

インターネット技術標準化委員会.1986年発足.インターネットのアーキテクチャ,技術仕様,運用方針などの標準化作業や議論を行う団体インターネットソサエティ(Internet Society)に設置されているインターネットアーキテクチャ評議会(Internet Architecture Board)の下部組織.技術標準文書であるRFC(Request for Comments)の管理も行う.個別のトピックごとに設置されるワーキンググループが実質的な活動単位となり,それぞれIETF内の七つのエリア(2019年現在)のいずれかに属する.参加資格に制限はなく,個人の立場で参加する.通常はメーリングリストで議論が行なわれ,会合は年3回催される.

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「IETF」の解説

IETF

Internet Engineering Task Forceの略。インターネットで利用されるさまざまな技術、プロトコルの標準化を促進するために設立された団体。標準化された技術は、RFC(Request For Comments)として公開される。現在は、インターネット全般に関する国際的な機関であるISOC(Internet Society)の下部組織。IETFの各作業部会(ワーキンググループ)が討議した技術仕様書は、IESG(Internet Engineering Steering Group)による承認を経てRFCになる。

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ホームページ制作用語集 「IETF」の解説

IETF

Internet Engineering Task Forceの略。インターネット関連の技術仕様を策定している任意団体総称。ここで策定された仕様は公開文書RFCとして発行される。

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