Nロケット(読み)エヌロケット

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「Nロケット」の意味・わかりやすい解説

Nロケット
エヌロケット

宇宙開発事業団が開発した実用衛星打ち上げ用の3段式大型ロケット。当初計画ではまず4段式のQロケットを開発し,次に重さ 100kgの静止衛星打ち上げ能力をもつNロケットを開発する予定であったが,1970年 10月決定の宇宙開発計画でQ,N両ロケットの開発は中止され,新型Nロケットを開発することになった。直径 2.4m,全長 33m,重さ 90tで,第1段と第2段に液体燃料を,第3段に固体燃料を使った。種子島宇宙センターから技術試験衛星「きく」 (1975.9.9.) ,「きく」2号 (1977.2.23.) を打ち上げ,1987年2月 19日の海洋観測衛星もも」まで,計 15機の実用衛星を軌道に送った。

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