R&D論(読み)アールアンドディーろん(英語表記)Research and Development element of trade pattern

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「R&D論」の意味・わかりやすい解説

R&D論
アールアンドディーろん
Research and Development element of trade pattern

貿易パターンの決定要因を研究開発 R&Dに求める考え方で,D.B.キーシング,R.バーノンが提唱した理論。先進工業国の技術知識集約型産業の貿易パターンについての説得力はあるが,中進国や発展途上国のようにR&Dが困難な諸国では,保護貿易根拠ともなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android