精選版 日本国語大辞典 「RNA」の意味・読み・例文・類語
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リボ核酸ribonucleic acidの略称。五炭糖(ペントース)の一種であるリボースを含む酸性物質で、最初は細胞の核に存在すると考えられたため、このように名づけられた。
[笠井献一]
(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)
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…1940年代に入ってからウイルス学が発展し,細胞構造をもつ生物と同様,ウイルスにも遺伝的特性を異にするいろいろの系統があり,これらの間に遺伝子の組換えがおこることもわかってきた。ウイルス粒子はタンパク質とDNA(またはRNA)からなるが,ハーシーA.D.HersheyとチェースM.Chase(1952)はウイルスがバクテリアに侵入する際,タンパク質は宿主細胞の外に置去りにされ,宿主細胞に入るのはDNAだけであることを証明した。これはウイルスの増殖に必要なのはDNAであることを示唆したものである。…
…“最初の生物”がDNAを遺伝情報を蓄える物質として選んだ過程については,ほとんど何もわかっていないが,結果としてその選択は賢明であったといえよう。【丹羽 修身】
[遺伝情報の転写]
DNA上に塩基配列として書き込まれている遺伝情報を,RNA分子として読み出す過程を転写transcriptionという。DNAを鋳型にRNAポリメラーゼの働きで,リボヌクレオシド三リン酸を基質にRNAが合成される。…
…1940年代に入ってからウイルス学が発展し,細胞構造をもつ生物と同様,ウイルスにも遺伝的特性を異にするいろいろの系統があり,これらの間に遺伝子の組換えがおこることもわかってきた。ウイルス粒子はタンパク質とDNA(またはRNA)からなるが,ハーシーA.D.HersheyとチェースM.Chase(1952)はウイルスがバクテリアに侵入する際,タンパク質は宿主細胞の外に置去りにされ,宿主細胞に入るのはDNAだけであることを証明した。これはウイルスの増殖に必要なのはDNAであることを示唆したものである。…
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[遺伝子の作用――転写と翻訳]
1950年代以降の分子遺伝学の発達により,まず,遺伝子の本体とポリペプチドの生産を支配する機構の概要が明らかとなった。ほとんどの生物では二重鎖のDNA(一部のウイルスでは1本鎖のDNAや二重鎖あるいは1本鎖のRNA)が遺伝子の本体をなしており,個々の遺伝子の特異性はそれを構成する4種類のヌクレオチド対の数と配列順序によって決められる。二重鎖DNAの転写によりRNAがつくられるが,この際,2本のDNA鎖のうち1本の鎖における4種類のヌクレオチド,すなわち,デオキシアデニル酸(Aで表す),デオキシグアニル酸(G),デオキシチミジル酸(T),デオキシシチジル酸(C)の配列順序に従ってRNAにおける4種類のヌクレオチド,すなわち,アデニル酸(A),グアニル酸(G),ウリジル酸(U),シチジル酸(C)の配列順序が決まる。…
…“最初の生物”がDNAを遺伝情報を蓄える物質として選んだ過程については,ほとんど何もわかっていないが,結果としてその選択は賢明であったといえよう。【丹羽 修身】
[遺伝情報の転写]
DNA上に塩基配列として書き込まれている遺伝情報を,RNA分子として読み出す過程を転写transcriptionという。DNAを鋳型にRNAポリメラーゼの働きで,リボヌクレオシド三リン酸を基質にRNAが合成される。…
…最初ミーシャーF.Miescherにより1869年ころに細胞核(核)の成分として発見されたが,細胞核だけの成分ではなく細胞質にも含まれる。核酸は化学構造上DNA(deoxyribonucleic acid,デオキシリボ核酸)とRNA(ribonucleic acid,リボ核酸)の2種に大別できるが,この2種には細胞内における分布や生物学的役割に大きな差がある。DNAは真核生物の核,葉緑体,ミトコンドリア,原核生物の細胞ならびに多くのウイルスの粒子内に含まれる。…
…正式名称はサイクリックアデノシン‐3′,5′(または2′,3′)‐一リン酸。2′,3′‐cAMPはRNAの加水分解の際に,中間体として生成する物質で,代謝調節に関与する3′,5′‐cAMPが生理的にはより重要性が高い。このため単にcAMPと表記すれば普通は後者を指す。…
… 分子生物学は,生物現象を要素的,還元的にとらえる。要素は生体分子であり,DNA,RNA,タンパク質分子が生物を構成する基本単位となる。中心概念は,生物を分子的な機械とみなすところにある。…
※「RNA」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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