kelpie

世界大百科事典内のkelpieの言及

【妖怪】より

…また動物の姿をとる妖怪の例も多く,通常はモデルにされた動物の性質や特徴がその妖怪にも反映される。たとえば,旅人を背に乗せ沼の深みにさそいこむスコットランドの馬の妖怪ケルピーKelpie,落雷をともなった嵐の夜に群れて空を飛ぶ狼の群〈ガブリエルの猟犬Gabriel Hounds〉,カナダの森林地帯を飛びまわる鳥の魔物ウェンディゴWendigoなど。これらは,墓をあばいたり人に危害を加える夜行性の生きものであり,したがってこれらを死者や死霊の仲間とする解釈も生まれてくる。…

※「kelpie」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

狐の嫁入り

1 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。2 夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯ちょうちんのように見えるもの。[類語](1)狐日和びより・天気雨・雨天・荒天・悪天・雨空・梅雨空・...

狐の嫁入りの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android